社会人看護師のメリット
社会人から看護学校へ行き看護師になる人は増加しています。
ある看護学校では3人に1人が社会人でした。社会人が看護師を目指すには色んな理由があります。
どんな理由にしても看護学校で成績上位者は社会人の場合が多いようです。
当然といえば当然で社会人を辞め仕事もやめ3年間の生活費と看護学校の学費を用意し目指します。
人によって状況はそれぞれですが、家族がある人も多々見受けられます。それだけ決断して看護学校に入学します。
もちろん現役学生から看護学校に入学する人で相応の決断をして来る人もいます。
しかし社会人の人の方が背負っている物は大きいでしょう。
それだけの心構えできますので成績上位者が多くなるのは当然かもわかりません。
社会人看護師を雇う病院側のメリット
社会人から看護師になった場合、病院側のメリットは何があるでしょうか。
40代以降看護師になっても就職先はあるのかでも書いていますが、年齢や経験は採用してもらう際にメリットになることが多くあります。
社会経験を看護に応用でき易い
想像してもらえば分かりますが、
- 社会経験10年の35歳の人
- 現役学生から看護学校に行き看護師になった21歳の人
一概にはいえませんが、コミュニケーション力は前者のタイプの人の方がある可能性は高そうです。
社会にであれば色んな事を経験します。その経験を実際に体験します。そこで考え悩み自分の答えを出し行動をします。
考えた末に出した答えが間違っていてまた失敗することもあります。そういった事を社会では経験し無言の教えを学びます。
これは凄く大きな貴重な経験です。社会の経験を看護に応用してもらう事を病院側は期待するでしょう。
これは30代40代から看護師を目指す社会人にとっては大きなメリットです。
仕事に対する考え方が決まっている
社会人から看護師になるには先程もお伝えしたように大きな決断をし看護の道を進みます。
この志をもって働く人は病院からしてみれば非常に心強いものです。若い時であれば仕事以外に楽しいことがたくさんあります。
なのでつい仕事の優先順位が下がってしまうかもしれません。
しかし大きな決断をした社会人から看護師になった人は仕事の優先順位は限りなく1番に近いでしょう。
病院によっては社会人看護師を優先に雇う病院もあるようです。ここでは社会人から看護師になった人のメリットを書きました。
もちろんメリットばかりではありません。しかしここに書いたような社会経験を積んでいるからこそ雇う病院は助かるという事は理解しておくべきでしょう。
まとめ
大雑把ですが看護師の1日の仕事の流れはこのような感じです。1人1人状況が違います。
その状況が違う患者さんに合わせたコミュニケーションやケアを記録し引き継ぐこれが1番肝心でしょう。
昨日とは違う事を言われたりされたりすると患者さんは戸惑ってしまいます。
看護師同士の頻繁なコミュニケーションが非常に患者さんのケアを質の高いものにします。