看護学校の受験勉強
看護学校を合格する為には重要な事が看護学校の受験勉強です。どう勉強するかで合否が決まります。
合格する為には出来るだけ
- 的を絞って
- 効率的に
- スキマ時間を使って
この3つは合格の為のキーワードになります。その上で
- そもそもどうやって勉強するのが良いの?
- 英語、数学が苦手の場合の勉強法は?
- 独学の良い方法は?
などの疑問を持たれる方が多数です。
上記であげたような事は看護学校対策の塾や看護予備校ではあまり教えてくれる所は少ないでしょう。ここでは上記を解説します。
そもそもどう独学勉強すれば良いの?
社会人から看護学校受験をする際、数年以上学業から離れている場合は、勉強方法自体が分からないという人はいます。
看護学校受験を独学で乗り切る事を考えている人も少なくありません。細かい事は別として大枠は以下です。
- まずは自分の実力を知る(苦手科目、苦手箇所など)
- 苦手箇所が受験に必要な箇所であればそこを徹底的に勉強する
- あなが受験したい学校のレベルを知る
- 受験校の過去問があれば取り寄せてレベルを知る
- 類似レベルの看護学校の模試の問題を徹底的にこなす
このような順番でしょうか。
勉強方法は人によってそれぞれですので上記が一概に正解ではありません。
何から手をつけたら良いのかを分からない場合、大事な要素として「自分の実力を知る」これが1番重要です。
自分の実力を知る為にはまずは行動。あなたが思う参考書や看護学校の模擬試験をやってみる事です。
そこで分からないことが出てきて当然と捉え行う事です。その行動であなたが
- どこが分からないのか
- どのレベルは解答できるのか
- どの科目は比較的出来るのか
この3つを知りましょう。
英語、数学が苦手の場合の勉強法は?
看護学校の受験勉強の英語の場合1番は英語に慣れる事です。
慣れる方法の参考方法として英語で覚えたいページを1ページ持ち歩く事です。
机の前だけでは時間も限られています。なのでその覚えたいページを通勤、通学の時にポケットから取り出し目に触れ慣れさせることです。
隙間隙間にそういった事を入れていく事です。社会人はそういったスキマ時間をどう拾って活用するかが非常に重要です。
それとは別の方法として
- 英語の歌
- 英語の映画
で好きなものを見つけて慣れる方法です。
このような事をきっかけとすることは非常に重要です。
後は歌でも映画でも1フレーズを1週間単位で覚える事です。これも非常に重要です。
発話する事も非常に重要です。覚える為には書くだけではなく発話する事で定着が促進します。
これは心理学からも証明されています。
まずは英語が苦手な方は上記の方法をお勧めします。
数学の勉強法は?
看護学校の受験勉強の数学を苦手だと決め付けてそれ以上進めない人がたくさんいます。
まずはやはり経験の積み重ねは大事です。
苦手だと理解している同じような傾向の問題を10回程度解いてみると
- その問題に対して何が苦手なのか
- どこでつまずいているのか
を知る事が出来ます。
そうする事であなたの分からないというレベルを知る事が出来ます。
レベルを知った上であなたが解けるレベルより下の問題をして正解する事に慣れる事が重要です。
これは脳との関係でも証明されています。後はやはり一定ラインまでは解く事を積み重ねる事です。
それはあなたの知らないレベルを知ってから繰り返す事が重要です。
量をこなす事、これは仕方がないので諦めてください。数をこなす事は非常に重要です。
いつから?期間は?勉強時間は?
看護学校の受験勉強について時間の事(いつから、期間、勉強時間など)は結構気になるようです。
解説しますが、あくまでも参考として捉えてください。
まずはいつから?です。もちろん早いに越したことはありません。
受講生で本気で看護学校を目指している人の例を解説します。
まず社会人や主婦、シングルマザーのような時間があまりない人は1年前12月1月くらいから徐々にし始めています。
受験勉強を開始してすぐに看護学校の試験がある場合、試して受ける人もいます。
場の雰囲気を体験する為です。
本格的に取り組み始めるのは3~5月が多いかと思います。
社会人で時間がないからこそ計画を立て11月の社会人入試を皮切りに一般入試も視野に入れ受験勉強を開始します。
勉強時間は2~3時間が多いように思います。
もちろん社会人なので出来ない日も出てきます。それを見越した上での2~3時間とお考え下さい。
多いように思いますが、本気で合格を目指すのであれば必要でしょう。
まとめ
看護師になるための勉強方は上記であげたような事です。看護学校受験勉強を仮に独学で行う場合は、黙々と数をこなす事です。
仮にあなたのレベルが中学基礎も理解していなという場合は看護予備校や看護学校受験の通信講座などを受ける方が良いでしょう。
看護学校の入試問題
看護学校の入試問題の主流は、
- 学科(国語、数学、英語、生物)
- 論作文
- 面接
です。ここではどのあたりをポイントとしておけば良いのかを解説します。
学科(国語、数学、英語、生物)
≪国語≫
看護学校の国語の傾向はほとんどが現代文です。中身は論説、評論、随筆、小説です。
合格のコツとして
- 段落ごとの意味を把握
- 漢字は書いて覚える
- 文法は助動詞などの使い方を注視
- 色んな文章になれる
これらを勉強する時に重点を置きましょう。
≪数学≫
看護学校の数学はほとんどが数ⅠAが範囲です。
数学は基礎が分かっていないと全体的に学習が進みませんので自信がない人は中学の基礎からやり直しましょう。
主に出題される範囲は
- 因数分解
- 数と式
- 三角比
これらは代表的によく出る問題でしょう。数学では公式を必ず覚えるようにしましょう。
不明点がある場合そのままにせずどこで間違ったかを理解するようにしましょう。
≪英語≫
看護学校の英語は学校によって様々です。その中でも
- 長文
- 文法と発音、アクセント
- 並べ替え
などです。まずは慣れる事から始めましょう。ポイントは
- 医療英語は覚えておく
- 最低でも高校レベルは出来るようにしておく
- 長文のコツをつかむようにする
≪生物≫
看護学校の生物は生物Ⅰの範囲が多く出題されています。
英語と同じく全体的に出題される傾向があります。
- 恒常性
- 細胞
- 遺伝
これらは高い確率で出題されていますので必ず押さえましょう。
生物は日常生活とリンクしている事が多いので結び付けて覚えることで理解が早まります。
面接
面接の形式は3つ。
- 個別面接
- 集団面接
- 集団討論
です。それぞれのポイントはありますが、まずは面接のどこを学校側が見ているかを理解する事です。
面接ではその人の人となりや熱意などを見ています。練習や対策をする事は大事ですが、正直に自分を発揮すべきです。
仮に面接用の受け答えをした所で分かる人にはわかってしまいます。
それであれば自分のデメリットは隠さず伝えるべきです。
ポイントはデメリットだけを伝えるのではなくセットでメリットも伝えれば熱意や人間性は伝わりやすいでしょう。
論作文
小論文は練習でうまくなっていきます。テーマは学校によって違うので過去のテーマが公開されているのであれば参考にしておきましょう。
小論文は練習と文字をどれだけ読むかです。上手い文書には共通項があります。
それは文面でみるよりも文章を読むことで慣れ理解するべきです。
まとめ
看護学校の入試科目はこれらが一般的です。
合格を目指すのであればかならず高校レベルは理解できるようにしましょう。