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京都保健衛生専門学校の国語の出題傾向

推薦入学試験の国語総合出題傾向

平成27年度の3期、4期、5期の過去問の出題傾向について述べます。この傾向は今後も続くと考えられます。大問数は2問で、

  • 1問は本文が1ページ程度の短い評論文
  • 1問は本文が2~3ページ程度の長い評論文

でした。大問2問のどちらにも漢字問題は必ず出題されていました。漢字問題は通常の読み書きの問題のほかにも空欄に漢字を埋める問題も頻繁に出題されており、ただ漢字の読み書きができるだけではなく、文章内の言い回しに応用できることも求められていました。

また、本文中の空欄に接続詞、単語、熟語、文章等を埋める問題も出題されていました。それ以外の傾向として、選択問題に比べて論述問題の量が多く出題されていました。

200字~250字程度の大きい論述も必ず1問出題されていました。この論述は基本的に内容説明ではなく考えを問う問題であり、自分の意見を論述する能力が問われていました。

絶対にやっておくべき基本(国語)

まず、漢字の知識を幅広く持っている必要があります。次に、接続詞等の言い回しの意味や使われ方を理解しておきましょう。また、長い評論文を読むことに慣れておく必要もあります。

どのあたりから勉強する必要があるか

まず、漢字問題の出題量が多いので、漢字の勉強から始めましょう。漢字の勉強ではよく見かける漢字は必ず書け、普段あまり見かけないような少し難しい漢字についても読むことができるようになることを目指して勉強しましょう。

次に、接続詞等の言い回しの意味や用法の勉強をしましょう。参考書等で一通り意味や用法を覚えてから、問題演習を行って、これらの知識を定着させましょう。そして、過去問や問題集を多く解いて、長い評論文を読むことに慣れましょう。

この時に知らない単語や言い回しがあれば、国語辞典等で意味を調べて(今のご時世ならネットでも簡単に調べられる)、覚えておくようにしましょう。また、過去問や問題集で論述の練習もしておきましょう。

気を付ける点 点数を取る為に

試験時間が60分で大問は2問ですが、1つは問題文が長く小問も10問程度あり、もう一つの大問も問題文は短いですが小問が5問ほどあり、さらに大きな論述問題が1問出題されるので、全体として問題量が多く、時間は少し足りないかもしれないです。

時間配分が重要になってくるかもしれません。分からない問題にあまり時間をかけすぎず、分かる問題から確実に解くようにしましょう。また、空欄補充や文章補充の問題が頻繁に出題されているので、特に長い評論文について本文の流れをしっかりと把握しながら読み進めるようにしましょう。

長い評論文については本文を読み始める前に小問をざっと見ておき、空欄補充や文章補充の問題がどのようなものか先に把握しておいてから、本文を読み進めるとよいかもしれません。200~250字の論述問題はあまり考えすぎるとかなり時間を費やしてしまうので、最後に残しておき、他の問題を解き終わってから残った時間をかけて解く方が良いでしょう。