看護学校の入試問題の主流は、
- 学科(国語、数学、英語、生物)
- 論作文
- 面接
です。ここではどのあたりをポイントとしておけば良いのかを解説します。
学科(国語、数学、英語、生物)
【国語】
看護学校の国語の傾向はほとんどが現代文です。中身は論説、評論、随筆、小説です。
合格のコツとして
- 段落ごとの意味を把握
- 漢字は書いて覚える
- 文法は助動詞などの使い方を注視
- 色んな文章になれる
これらを勉強する時に重点を置きましょう。
【数学】
看護学校の数学はほとんどが数ⅠAが範囲です。数学は基礎が分かっていないと全体的に学習が進みませんので自信がない人は中学の基礎からやり直しましょう。
主に出題される範囲は
- 因数分解
- 数と式
- 三角比
これらは代表的によく出る問題でしょう。数学では公式を必ず覚えるようにしましょう。
不明点がある場合そのままにせずどこで間違ったかを理解するようにしましょう。
【英語】
看護学校の英語は学校によって様々です。
その中でも
- 長文
- 文法と発音、アクセント
- 並べ替え
などです。まずは慣れる事から始めましょう。ポイントは
- 医療英語は覚えておく
- 最低でも高校レベルは出来るようにしておく
- 長文のコツをつかむようにする
【生物】
看護学校の生物は生物Ⅰの範囲が多く出題されています。英語と同じく全体的に出題される傾向があります。
- 恒常性
- 細胞
- 遺伝
これらは高い確率で出題されていますので必ず押さえましょう。
生物は日常生活とリンクしている事が多いので結び付けて覚えることで理解が早まります。
面接
面接の形式は3つ。
- 個別面接
- 集団面接
- 集団討論
です。それぞれのポイントはありますが、まずは面接のどこを学校側が見ているかを理解する事です。
面接ではその人の人となりや熱意などを見ています。練習や対策をする事は大事ですが、正直に自分を発揮すべきです。仮に面接用の受け答えをした所で分かる人にはわかってしまいます。
それであれば自分のデメリットは隠さず伝えるべきです。ポイントはデメリットだけを伝えるのではなくセットでメリットも伝えれば熱意や人間性は伝わりやすいでしょう。
論作文
小論文は練習でうまくなっていきます。テーマは学校によって違うので過去のテーマが公開されているのであれば参考にしておきましょう。
小論文は練習と文字をどれだけ読むかです。上手い文書には共通項があります。それは文面でみるよりも文章を読むことで慣れ理解するべきです。
単に長文読解問題と言えども、学校により出題意図が全く異なります。そこまで見ていくことで、他受験生とは一線を画した過去問対策ができるはずです。
まとめ
看護学校の入試科目はこれらが一般的です。合格を目指すのであればかならず高校レベルは理解できるようにしましょう。