准看護師になるには 方法は?学費は?通信制は?倍率は?

准看護師になるには方法がいくつかあります。

中学、高校卒業後准看護師学校(2年制)へ入学

この場合、中卒でも高校卒業でも准看護師を目指す受験資格があります。

最近では、中卒の方だけでなく高卒や大卒の方も准看護師学校受験者数は増加しています。

理由は以下にも解説しますが、多少でも働きながら目指せること事が大きな理由の1つです。

中学卒業後、高等学校衛生看護課(3年)定時制であれば4年を卒業

このパターンは中学で普通科の高校に進学するのではなく高等学校衛生看護課に進学する事で准看護師試験の受験資格が得られます。

通常、現役の中学生や高校生が選択する選択肢です。社会人は上記の准看護師学校入学を目指す人が多いでしょう。

准看護師学校は教育課程が2つの時間になっています。

週3日の全日制

この場合時間割は8:30~17:00までと普通の学校と変わらない時間割になります。

よって空いてる曜日でアルバイトをすることが可能です。

2年生になれば病院での実習が入ってきます。

週5日の半日制

学校によって異なりますが5日制で多い時間割は13:00~17:00の時間帯です。

2年生になれば週3日は病院での実習、残りは学校となる場合が多いようです。

上記のように准看護師学校は多少働きながら通うことが出来ます。

系列の病院で看護助手や医療事務で働きながら学校に通う人も多数います。

准看護師になるには上記のように働けるので主婦の方が目指しやすい資格の1つです。

実際、ライセンススクールコーポレーションの受講生で主婦やシングルマザーで准看護師を目指している人は多数おられます。

准看護師の数

現在、准看護師として働いている人数は約42万人(看護師は80万人)でその勤務のほとんどが個人病院です。

国公立や大学付属の病院で正社員として准看護師を募集している病院は多くはありません。
それには2点理由があります。

准看護師募集に年齢制限がある

求人を見ていただければ分かりますが、准看護師は 年齢制限 をかけられている場合があります。

上記は平成14年と平成24年の准看護師の年齢の分布図です。平成24年には40歳以上の准看護師の割合が約74%となっています。

上記は平成14年と平成24年の准看護師の年齢の分布図です。

平成24年には40歳以上の准看護師の割合が約74%となっています。

もちろん現役の人は即戦力ですが、この中でブランクがある准看護師の方も多数います。
ブランクがある上に年齢が高い、こういった理由から年齢制限をかけている病院が多いでしょう。

参考: 看護職員の現状と推移

准看護師では加算されない

診療報酬と関係するもので看護配置があります。

例えば7:1だと患者7人に対して看護師が1人。
この基準で請求点数をつけられます。しかしそれはあくまでも看護師に限ります。

准看護師ではカウントされません。

病院からすると請求が出来る看護師を雇用するのは当然でしょうね。
こういった2つの理由から准看護師は個人病院で働く人が多いのです。

また准看護師の廃止論はかなり前から出ています。
しかし日本医師会が反対しています。

その背景には個人病院は同じことが出来て給料が高い看護師よりも准看護師を雇用したいという事情があるようです。

試験日

准看護師資格の試験日はおおよそ1月2月になっています。

参考例ですので詳細は受験される学校に問い合わせましょう。

仕事内容

准看護師資格は都道府県知事によって免許が交付される、いわゆる公的資格です。准看護師とは、医師や看護師の指示の元、診療の補助や療養上の世話をする仕事です。

具体的には、注射や点滴を行ったり、歩行介助や清拭・排泄介助など患者さんの身の回りの世話をしたりします。

また、患者さんの精神的なケアも重要です。仕事内容は看護師と同じです。体力や精神力を求められ、勤務体制によっては夜勤もあるなど大変な仕事ですが、患者さんに喜ばれ、人の役に立てるとてもやりがいがあります。

准看護師になるにはこれらメリットデメリットがあることを理解しておきましょう。

准看護師の収入

  • 准看護師の平均給料 29万6319円
  • 看護師の平均給料  35万2157円

参考: 2012年病院勤務の看護職の賃金に関する調査報告書

結構な金額が年間に変わってきます。

准看護師から看護師へ

准看護師から看護師になる事も可能です。それも通信で取得することが可能です。

しかしこれは誰でも出来るわけではなく准看護師で実務経験が10年以上という条件があれば通信制で取得が可能です。(看護専修学校)

または進学コースに入学し2年間をかけて学校に通い看護師国家試験に合格すれば看護師資格が取得できます。

准看護師のメリット

准看護師資格取得のメリットは

  • 学歴に関係なく資格を短期間で取得できるため正看護師と比べてハードルが低い
  • 早くから現場で働くことができる

というメリットもあります。もちろん、資格取得を准看護師で行った後、正看護師を目指す人も大勢います。もともと、准看護師制度は、戦後の看護師不足を解消するための暫定措置として設けられました。

約20年前からその養成のあり方について調査・報告がされており、将来的に廃止することも視野に検討が続けられています。それでもなお、准看護師を目指す人がいるのには、いくつか理由があります。

個人的な経済的理由や、働きながら資格を取得したいといった理由のほか、中卒だと正看護師養成学校に入学できないため、まずは准看護師を目指すといった方もいます。また、准看護師資格は最短2年で取得できるため、早く現場に出て働くことができます。

このような理由から、年間約1万1千人が准看護師になり、平成23年末時点では、全国で約38万人が准看護師として働いています。(日本看護協会より)

まとめ

准看護師になるには上記条件を満たせば可能です。しかし実際准看護師自体の人数は減少傾向にあります。学校も都道府県によっては1校しかない県もあります。廃止の話もありますので目指すのであれば早いうちが良いでしょう。