近畿高等専門学校過去問の問題の傾向
国語
時事問題に関する評論、批評文が多いようです。主な出典は、新聞のコラムや社説からの引用です。または新書本(岩波新書、中公新書)も、大いに参考になるでしょう。つまりノンフィクション系の文章を読んでおきましょう。
英語
英文の穴埋め問題が多いようです。
読解問題はこの系統の学校らしく看護医療、育児、高齢者問題、環境問題などに関するレポート系の文章です。おそらく新聞か専門誌からの引用だと思われます。ただし量は少なめです。
近畿高等専門学校に合格する為、外してはいけない基本
国語
漢字についての設問が多いので、読み、書きの練習はなるべくたくさんやっておいてください。
主な接続詞(しかし、だから他)の用法もしっかりとおさえておいて下さい。
英語
基礎的な文法(比較、完了、関係代名詞、仮定法、不定詞など)は、必ず理解しておきましょう。
よく出る慣用句や単語は、覚えておきましょう。
特に前置詞を選ばせる問題が多いようです。in,to,on等の使用法、どの単語(特に動詞)とくっついて、どんな意味になるか、できるだけ多く暗記しておいてください。
近畿高等専門学校の試験を攻略するにはどのあたりから勉強する必要があるか
国語
新聞などの社説欄やコラムに目を通しておいてください。ネットなどでも参照できると思います。まず活字に慣れておくことが大切です。読む量を増やすことで、同時に語彙力も比例して向上してゆきます。あるいはノンフィクション系の本もいいでしょう。読書の習慣をつけることで、自然にヴォキャブラリーを増やしてゆくことが最も効果的な方法です。ジャンルは、みなさんが目指しておられる看護医療系の書物が適当だと思います。
英語
基本的な英文法をしっかりやってから、空欄補充や会話文タイプの演習問題を数多くこなすことが必要です。ただし記号問題でも、必ず全文を書き写すくせをつけてください。そうすることで知らず知らずのうちに、いつの間にか単語力や英語の語彙力が伸びてしまうものです。地味で我慢のいる作業ですが、めげずに頑張ってみてください。
読解力や単語力をつけるために、他の看護専門学校、医大、看護大などの過去問の英文問題を読んでみるのもいいでしょう。おそらく医療問題などの、似たような内容が多いはずです。解答を完璧に出せるまでやらなくても結構です。知らない単語を辞書など使って調べながら、おおよそでいいので解釈をとってみてください。それだけでもこういうジャンルの英文に慣れることには役立つでしょう。少しぐらい長くても、我慢して読んでみましょう。このようなタイプの英文は、看護医療系の専門用語を英語で覚えるにはかなり有効だと思われます。単語力や読解力を身に付けるには、こうした目立たない地道な努力が不可欠なのです。
過去問をするうえで気を付ける点 点数を取る為に
国語
漢字や文法の問題では、いつでも80%以上の正解率を出せるようになりましょう。読書の習慣と書き取り練習さえ怠らなければ、決して無理な数字ではありません。専門学校の入試では、漢字に関する問題の得点における割合が、他の入試問題と比べてかなり高いので、確実に点数を稼げるこういう問題は見逃す手はありません。是非とも得意分野にしてください。
英語
知らない単語や慣用句は、必ずノートや単語帳などに書き留めて保存するようにしましょう。こういう癖をつけることがとても大事で、後々でかなり役に立ちます。知らない語句を完全になくすことは、絶対に不可能です。しかし、減らすことは誰にでもできます。そのどれだけ減らせたかという成果に、合格不合格の分かれ道があると肝に銘じておいてください。
看護医療系の英文によく使われる、専門的な英単語をなるべく多く覚えましょう。方法はいろいろあると思いますが、先に書いたように他の専門学校や大学に出ていた英文を読みながら拾ってゆくにも一案だと思います。そういう細かい勉強をやっていけば、頻出単語も自然と分ってゆく事でしょう。