京都府医師会看護専門学校看護高等課程看護学科3年課程の出題傾向
【一般入学試験】国語
京都府医師会看護専門学校看護高等課程看護学科のこの傾向は今後も続くと考えられます。
大問は2問でどちらも長文読解問題であり、本文は2問とも評論文で長さは大問1が中程度で、大問2は短めでした。
まず、漢字問題が出題されていました。漢字問題は読み書きを問うものだけでなく、対義語を問うものなど応用的なものもありました。
次に、文法問題として、助動詞「れる」の用法に関する問題もよく出題されていました。最後に、本文読解の問題では選択肢問題や文中の単語の抜き出し問題が中心であり、論述問題はあまり出題されていませんでした。
【一般入学試験】英語
この傾向は今後も続くと考えられます。大問は6問出題されていました。
大問1は7行程度の文章の読解問題でした。
小問には和訳問題や文章の空欄補充、単語の並び替え問題などが出題されていました。
大問2は10行程度の文章や対話文を読んで、英語の問いに日本語で答える問題が出題されていました。
大問3は4行程度の文章の文中の空欄に単語を入れる問題でした。
大問4は10行程度の対話文の文中の空欄に語句や文を入れる問題でした。この問題は難易度が高いような印象を受けました。
大問5は短文中の空欄に語句を入れる文法問題でした。時折、少し難しい単語も出題されていましたが、基本的なイディオムが多かったです。
大問6は単語を並べ替えて文章を作る問題でした。
また、大問1、2の長文ではあまり複雑な文法は使われていませんでしたが、少し難しい単語がちらほらと見られました。
合格する為、外してはいけない基本
【一般入学試験】国語
まず、漢字の知識を幅広く身につけておく必要があります。漢字の読み書きの知識だけでなく、熟語の意味や同音異義語、対義語についての知識もなるべく広く持っている方が良いです。
次に、助動詞や接続詞、単語の修飾などの基本的な文法に関する知識も押さえておきましょう。また、ある程度の長さの評論文を読むことに慣れておくことも必要です。
【一般入学試験】英語
まず、基本的な英文法や英単語、イディオムの知識が必要です。特に英単語の知識はある程度難度の高いものも知っておいた方が良いです。
また、英語の長文を読むことや英語を和訳することに慣れておくことも必要です。英文を読んですぐに日本語として理解できるようにしましょう。
攻略するにはどのあたりから勉強する必要があるか
【一般入学試験】国語
まず、漢字の勉強をしましょう。漢字の読み書きだけでなく応用問題も多く出題されているので、問題集などでそれらの対策もしておきましょう。
次に、助動詞や接続詞、単語の修飾などの基本的な文法を参考書などで勉強しましょう。基本的な文法を一通り勉強したら、過去問や問題集を解いてそれらの知識を定着させるのが良いです。
そして、評論文を読むことに慣れておくために新聞の社説などを普段から読むことを心がけましょう。また、過去問や問題集で長文読解の練習することも重要です。
【一般入学試験】英語
まず、参考書などで基本的な英文法について一通り勉強しましょう。同時に、単語帳などで単語やイディオムをなるべく多く覚えましょう。
そして、過去問や問題集などを解いて英語の長文を読むことや英語を和訳することに慣れておきましょう。
また、余裕があれば、和訳文がついている英語の長文を自力で全文和訳してみて、本文に付属の和訳文を見ながら答え合わせをしたりすると長文読解力や和訳力が非常に良く身に付きます。
勉強するうえで気を付ける点 点数を取る為に
【一般入学試験】国語
試験時間が50分、大問が2問で、大問1は文章がある程度長く小問の数も多いですが、大問2は文章が短く小問の数も少ないので、全体として時間は足りると思います。
さらに、論述問題もあまり出題されていないので、落ち着いて、解ける問題から確実に解くようにしましょう。
また、大問1に関して、小問数が多いので、過去問を解くときには、本文を読みながら下線部や空欄ごとに小問を解いていくと良いかもしれません。
【一般入学試験】英語
試験時間が50分で大問が6問ですが、各大問における小問の数は少なく、長文もそれほど長いものは出題されていないので、全体として時間は足りると思います。
ただし、長文問題にあまり時間を取られ過ぎないように気をつけましょう。また、大問5、6の文法・単語問題はなるべく点を多く取るようにしましょう。
これらの問題を先に解いてから、長文問題に進んでも良いかもしれません。長文問題では分からない単語が出てきても焦らずに文脈などから意味を推測しながら読み進めていきましょう。