シングルマザーが就職をする場合
- シングルマザーが一生子供と生活をしていく就職する上で必要な資格は何か？
- 30歳、40歳のシングルマザーで現実就職って出来るの？
上記の事を疑問に思われる方が多いでしょう。ここではこのような事を解説していきます。
シングルマザーが就職をする場合
ひとりで世帯人数を養っていかなければなりません。
子どもがいる世帯の平均所得が673万円という中で、母子世帯の平均所得は243万円と言われています。これでは同じように、教育を受けさせたり、ものを買い与えたりするのは厳しいと言えます。
例えば、３０歳で結婚されて、翌年に子どもを出産し、１０年後に離婚した場合、まだ小学生の子どもを抱えた４０歳のシングルマザーとなります。
それまでにキャリアを積まれている方は別として、育児中心で１０年を過ごしていた場合、まだ小さな小学生を持つ、４０歳の女性の再就職は簡単ではないのが現実です。
また、その再就職活動の中で、３０社も４０社も面接で落ちている間に、人間否定されているような気持になり、元気でいられなくなってしまうこともありますね。そうやって元気がなくなってしまうと、魅力がない人に見えやすくなるという悪循環も生まれてしまいます。
シングルマザーが一生子どもと生活をしていく上で必要な資格は何か？
ずっとシングルだとすると、ひとりで子どもたちの教育費や生活費を稼いでいかないといけません。そこである程度、一般家庭と同じような環境にする為にはどうしても収入の良い仕事という選択になります。そこで収入の良い仕事に就ける資格を取得して働くという選択をする方も多く、その中でも一番人気なのが「看護師」です。
「何の制限もないとしたら、どんな資格を取りたいですか？」と質問をすると、「看護師」と答える方がとても多いです。
実際に年収も４００万円以上の場合が多く、母子世帯の平均を大きく上回りますので、生活も安定しやすいですね。
３０歳・４０歳のシングルマザーで現実就職ってできるの？
「４０歳を過ぎると仕事が急になくなるよ」と、３０代後半の頃よく言われたのを覚えています。実際にそういう現実はあるようです。
シングルマザーになった年齢で多いのが３０代後半から４０代前半です。ここから、しかも子どもを抱えての就職活動はどうしても厳しいです。そこでおススメは、年齢が高い、主婦歴が長いことがメリットになる職種を選択すること。
若い人が好まれる職種を選んで、落ちるのはある意味当り前です。しかし
- 落ち着いた接客が出来る
- お客様である
- 家庭にいる主婦に好まれる
- 子育ての経験が活かせる
など、４０代前後を好む仕事もあります。
求人を出している会社が、どんな人材を求めているか？ここにちゃんと焦点を当てて、選択肢を広げるといいでしょう。
まとめ
シングルマザーとして子共と生活していく上で、収入を確保することはとても大切なことです。その手段として、資格を取って働くという方法は有効的です。それには資格を取るまでの時間や生活費の確保など準備も必要となります。また、しっかりと学習する予定を組み立てることも併せて必要です。
それには、子どもとの理想の生活をしっかりと描き、その理想に向かってひたすら向かうという覚悟も大切です。と同時に、ひとりで頑張り過ぎずに、周りに頼れる人も作りましょう。ちゃんと良い距離を保ちつつ、ちゃんと頼ることも学ぶと、資格取得までの道のりも楽しいものになるでしょう。