高卒認定(旧大検)英語 第9回「疑問詞が主語になる場合の語順」
たとえば、goからdo / goesからdoes / wentからdidが出てきているので、一般動詞と隣り合うと、またもとの一般動詞へ吸収されていくのです。
Who does get up~?としたとしても、does getと並んでしまうので吸収されてしまいます。
この吸収は、疑問詞が「主語」の時に、起こります。
Which bus do you take?は、doとtakeがはなれているので吸収されませんが、Which bus does go to the city hall?だと、doesとgoが並んでいますので吸収されて、Which bus goes to the city hall?になります。
問題
疑問詞に注意して英語に訳してみましょう。
① 誰があなたの犬を散歩に連れて行くのですか。-私の父です。
② 誰が彼の数学の先生ですか。-井上先生です。
③ ふたりのうちのどちらがあなたのお父さんですか。
(which of the two)
④ この方とあの方と、どちらがあなたの車ですか。-この方です。
(oneを使う)
【上の問題の答】
①Who takes your dog for a walk? My father does.
②Who is his math teacher? Mr.Inoue is.
③Which of the two is your father?
④Which is your car, this one or that one? This one is(my car).
oneは、前に出ている普通名詞単数形の言いかえです。
複数は、onesになります。
【前回のQuizの答】
①sour grapesは「負け惜しみ」の意味。
イソップの寓話(ぐうわ)で、ブドウを取ろうとしたが手が届かなかったため,あれは酸っぱいと言ったキツネの話から。
②white elephantは「無用の長物、やっかいなもの、もてあましもの」の意味。
白象はタイでは神聖視され、飼うのに費用がかかったため、王が失脚させたいと思う臣下にわざと白象を贈ったことから。
③the apple of my eyeは「なくてはならないもの、かけがえのないもの」の意味。
このappleは「瞳(ひとみ)」(目の中心の黒い部分)という意味で使われています。
スティービー・ワンダーのYou are the sunshine of my life.という歌にも出ています。
You are the sunshine of my life.
That’s why I’ll always be around.
(That’s why~ そういうわけで~)
You are the apple of my eye.
Forever you’ll stay in my heart.