高卒認定(旧大検)英語 第2回「名詞の種類」

一定の形があるものや、初めと終わりがはっきりしているもの（単位・個数・回数）を表す名詞。

例えば、pencil , table , day , hour など。

私たちが思いつく名詞の多くはここに属しています。

（２）集合名詞

人々や物の集合体を表す名詞。

police , peopleは複数扱い。

familyは1つのまとまりとみれば単数扱い、個々をみれば複数扱いになります。

My family is very large.
私の家族は大家族です。

My family are all early risers.
私の家族はみんな早起きです。

(riseは「起きる」の意味で、riserは「起きる人」)

（３）固有名詞

人名・国名・物の固有の名称。

（４）抽象名詞

抽象的な概念を表す名詞。

例えば、truth（真実）, kindness（親切）, success（成功）, peace（平和）, friendship（友情）, knowledge（知識）。

（５）物質名詞

材質・材料を表す名詞や、形のない物質を表す名詞を物質名詞と言います。

物質名詞は数えられませんのでa/anをつけたりせず、また複数にもなりません。

単数形のまま単数扱いします。

water , rain , coffee , tea , milk , bread（パン）, air , money , meat（肉）, wine , salt（塩）, sugar（砂糖）, soap（石けん）, chalk（チョーク）など。

量の多少を言うのに、some / any / a little / little / much / a lot of を使います。

容器・形状・単位によってa（ two /three / ~ ）of~ の形を使います。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　上記の名詞は、数えられる可算名詞と数えられない不可算名詞に分けられます。抽象名詞と物質名詞は不可算名詞です。
　
物質名詞は、入れ物によって形が変わって見えたりするもの、目にえないもの、また固体でも粒状などで全体として形が決まっていなもの。

物質名詞は、小さく分けても、こわしても、同じ性質をもちす。

砂糖はどの入れ物に入れても、砂糖のままです。パンはちぎってもちぎっても、パンのままです。チョークはこなごなにくだいても、チョークです。

次の表を頭に入れておきましょう。　

①は数えられる名詞につきます。
②は数えられない名詞につきます。

aのない few / little の訳し方に注意しましょう。

問題　次の単語は何名詞でしょうか。答は最後に。
① love
② team
③ information（情報）
④ tree
⑤ Mt. Everest (エベレスト山)
⑥ police
⑦ uncle　

問題の答
①抽象名詞
②集合名詞
③抽象名詞
④普通名詞
⑤固有名詞
⑥集合名詞
⑦普通名詞