保育士の志望動機。新卒や転職、未経験のための例文と書き方

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志望動機の書き方を知りたい人

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保育士の今出川麗子です。

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保育士の資格を活かした新しい職場と縁ができる第一歩として、履歴書にどれだけ労力を注げるかということはとても重要です。

なかでも志望動機欄は、 採用担当者が特に重視する項目です。

保育士として働く動機をしっかりと考えて、履歴書の要である志望動機欄にじっくり目を通してもらえるようにしましょう。

ここでは、新卒の場合や転職、再就職時など、それぞれのケースを例文やポイントを踏まえた書き方を紹介していきます。

なぜその保育園を選んだのか

保育士の転職で、志望動機を書くときに「 なぜその保育園を選んだのか 」は非常に重要なファクターになります。

単に通勤時間や園舎の綺麗さなどで選んだのではないということですね。

大切なことは「 その保育園の魅力と私の力が合致していること 」を訴えることです。

では、どうアピールすればよいのでしょうか。

例文とそのポイントをご紹介します。

【例文1】

私が貴園に応募させていただきましたのは、 貴園の担当制保育に興味 を持ったからです。

保育士はオールマイティーでなければならないということは、大学でもよく言われました。

その通りだと思います。

しかし、得意不得手は誰にでもあると思いますし、それぞれのスキルをもった人が、一部の園児だけではなく、 一人でも多くの園児に関われることは、園児のためにもなると思います。

私は、ピアノが得意です。

幼少の頃から習い始めて25歳になった今でもピアノ教室に通っています。

発表会も数多く経験してきていますので、卒園式や音楽会等でも弾くことができると思っています。

また、そのスキルをぜひ園児たちの保育にも大いに生かすことができるとも思っています。

貴園が取り組んでおられる担当制保育の一員にしていただくことで、一人でも多くのピアノ好き、音楽好きが生まれることが楽しみです。

【ポイント1】

担当制保育そのものについては、議論もされていますが、応募園がその取組みをされているのであればそれに乗っていきましょう。

あなたに人並みはずれたスキルのある分野があるのであれば アピールチャンス です。

保育への情熱とともに、得意分野のことを詳しく書くようにします。

【例文2】

私は大学在学中に保育士資格を取得して、4年間保育業務を経験してきました。

このたび、貴園の理念に共感して応募を決めました。

基本的な運動や音楽などについて力を入れておられるところに共感しました。

前園でも卒園式のピアノ伴奏を任されるなど、 大勢の前でも弾く自信はあります。

少しブランクはできましたが、これまで経験してきましたピアノをはじめとします保育技術を貴園で大いに生かすことができると思っています。

また、貴園では、朝の7時から20時までの長時間保育も行っておられるという 「母にやさしい」 園というところも気に入っています。

どこまでできるかわかりませんが長時間園で過ごす子どもたちに、どんな工夫で保育に当たれるかも楽しみでもあります。』

【ポイント2】

保育士の転職を考えておられるなら、自分の特技を生かすことのできる保育園を選択することでしょう。

その特技が素晴らしいほど有利になりますので、 遠慮なく具体的にアピール するようにします。

「なぜその保育園を選んだのか」については、「自分の特技をどう生かせるか(強み)」をしっかりと述べるようにすればいいでしょう。

【例文3】

私は、大学で食育を専攻し、栄養士の資格を持っています。

保育士資格も取得して、出産前までは小規模園で勤務させていただいておりました。

その園でも「 食べることの重要性 」ということを学びながら園児の食育に尽力してきました。

子どもたちが非常に興味を持っています食べ物というものを通して、 ご家庭の食事内容についてもお母さん方にアドバイスもしてきました。

貴園も食育の大切さを保育方針の中でも大きく取り上げられており、年に3回の 給食参観や保護者向けの食育講演会なども計画 されていることを知り、私のスキルとも合致するところもあり応募させていただきました。

【ポイント3】

育ち盛りの園児にとって、食育は特に大切にしたい保育です。

たいていの保護者の方は保育園に対して、子どもの学習や運動や生活指導などを期待されますが、 我が子の体の悩みを持ったお母さんは、この食育に大きな期待 を寄せられます。

太ったお子さんの場合には、食育の個別指導を行っている園もあります。

保育園によっては、 栄養士の資格を取得 しているというだけで、即採用というところもあります。

中途採用の場合、 保育園では応募者の志望動機が、園が求めている人物であれば採用は早いです。

ですから、保育士の転職を行うときには、保育園が求めているスキルや人物について調べておくといいでしょう。

上述の方のようにピアノが得意なら「卒園式でピアノを弾くスキルや精神力を持っています」ぐらいの書き方をすることです。

好印象を与える保育士の志望動機。書き方のポイント

GOODな点

意欲を伝えている→力になる人物

志望動機は、希望する保育園で働きたいという積極的な意欲が伝わり、自分ならではのアピールポイントがあることが大切です。

また、その保育園でしかない特色などを踏まえて、自分がそこでどのように保育士として関わっていきたいのか、 自分には何ができるのかなど保育園で実際に働くことを仮定して、職員となった場合の展望などを盛り込みましょう。

一番大切なことは、 その保育園で働きたいという強い熱意があるかどうかということです。

無遅刻無欠勤をアピールする。

無遅刻無欠席をアピールする例についてみてみましょう。

無遅刻無欠席は、基本的な生活習慣ができているということです。

決まった時間に起きることができる、就寝時間もほぼ決まっているということです。

そうできるのも、食事や運動などの一日の生活リズムがきちんとされ、健康診断でもA評価なのでしょう。

ですから無遅刻無欠席の強みは、就職活動であなたのかなり大きなアピールポイントになります。

例文を挙げておきます。

私は、大学(前職)において無遅刻無欠席でした。

両親から時間の大切さを教育され、小さいころから「時間を管理する」という点で気を付けてきました。

その中で「体調管理は時間の管理につながる」ということも学びました。

保育園では、園児が登園するのを楽しみにしています。私がいてあげなければなりません。

園児が登園する時間には出迎えてあげなければなりません。

これからも体調管理や時間の管理をしっかりとして無遅刻無欠席を続けていきます。

このように、自分自身を見直してみてください。

あなたには、いいところは必ずあります。

それを保育園で通用するように、志望動機に書くことでアピールできるのです。

ここでご紹介しました無遅刻無欠席は、園長先生の目に必ず留まります。

長く勤務してくれる人物

どんな仕事でもそうですが、応募するときに「定年まで働きますのでよろしくお願いします」とは言わないですね。

しかし、採用側は、一旦採用してもらったら一日でも長く働いて欲しいという希望がありますし、そういう人を 採用面接で見抜こう とします。

保育園の採用では、保育士不足の今ですので、なおさら長く勤務してくれる人物を必要としています。

では、保育園に応募するときに長く勤務したいことをどのようにアピールすればよいのでしょうか。例文とそのポイントをご紹介します。

【例文1】

私は以前、大規模園で5年間勤務しておりました。

最後に担任しました4歳児クラスは5クラスもありました。

園児とふれあったり、保護者の方とその成長を喜びあったりと楽しい日々を送っておりました。

保育活動やその準備など、仕事そのものにはやりがいを感じていました。

しかし、長く(5年)勤務する中で、 クラスで共通理解して合わさなければならないことが多く 、クラスの個性を出すことができず、私が思っています保育が埋もれてしまうように感じました。

出産を機に退職させていただき、引き止められもしましたが、ホームページで転職先を探しておりましたら、貴園の情報が目に止まりました。

小規模保育でとてもきめ細かい保育を実践されている様子が 手に取るようにわかりました。

貴園の方針に従いながら私が考えます保育が実践できるように感じております。

今子どもも中学生になり、主人が自営業をしておりますので、子どもの日々の対応は任せております。

ぜひ末永く働かせていただければと思います。

【ポイント1】

まずは、転職にあたっての 決意 が重要です。

これをしっかりと書くことで、園側はまずしっかりと働いてくれそうだという印象を持ちます。

それに加えて 家庭の状況を確認 するのです。

この方の場合は、お子さんの対応でもご主人が自営で自由が利くということで、長く勤務してくれる人物という評価になります。

【例文2】

私は、家庭的な保育という保育園で3年間勤務いたしました。

小規模園では、一人一人の園児のことがよくわかり、保護者の方ともじっくりと子どもさんのことで話してきました。

ある日、大規模保育園で勤務している友人と話す中で「大規模保育園の魅力」に惹かれました。

多くの行事の取組みのことや一人で20人もの園児と触れ合え、成長を保護者の方と共有できるという話でした。

その時、私の保育士としての力は、 大規模の方がもっと発揮できるのではないかと思ったのです。

貴園が、取り組んでおられる体力づくりの教育にも興味があります。

○○山に月に1回登られていることは、体力に自信のある私に合っているとも感じました。

前園の園長先生にも私の思いをご理解いただき、貴園に応募させていただきました。

子どもは一人おりますが、実母と一緒に3人で暮らしておりますので、 子供に何かあった時には実母が対応してくれる ことになっております。

【ポイント2】

体力がある、ピアノが人並み以上に出来るなど、人にはない魅力をアピールすることで、それを活かして園で長く力を発揮してもらえるという意識を持ってもらえます。

この例でもわかりますように、家庭の状況は正直に書くようにすればいいのです。

体力に自信がある、我が子は実母が見てくれるという条件であれば、長く勤務してくれる人物としてみてくれます。

【例文3】

私には15年のブランクがありますが、年はとりましたが、まだまだ保育士という 職業の魅力を捨てきれず 貴園に応募させていただきました。

きっかけは、我が子も成人になり、子育ても終わりましたので、 第2の人生 として、貴園で働かせていただければと思ったからです。

近くにいる子どもさんが「お母さん待っててね。」と保育園でバイバイする様子を見て、我が子の園時代を懐かしむと同時に、その子どもさんやお母さんのために、子育て経験のある私が少しでも役に立ってくれればという思いになりました。

このブランク期間中に、 POPデザインの資格を取ったり、我が子と一緒にピアノを習ったり してきています。

これらのスキルは、貴園でも生かせるものと思っています。

また、保育士経験は6年と短いですが、人生の先輩として職員の方の 相談役 のような立場にもなれるのかなあと思っています。

【ポイント3】

年齢が43歳の方の志望動機です。

これを読むだけで、こういう方を求めている園にとっては、即採用したくなります。

保育士経験のある40代の方は、 子育ても一段落して長く勤務してくれる 人物という年齢です。

あとは、「 私は貴園で骨を埋める覚悟です。 」というニュアンスの表現を投げかければ間違いないでしょう。

40代の転職については 40代保育士が転職。実際、転職は難しい?体力必要っていうけど・・・ をご覧ください。

「長く勤務してくれる人物」という園側の評価には次のようなポイントがあります。

  • 体力があること、健康であること
  • 真剣に保育士という仕事を受け止めていること
  • 結婚や出産の可能性はあるかということ
  • 我が子のことをどう考えているかということ

これらのことをしっかりと書くようにすることが大切です。

面接等でそのことをしっかりと目を見て 採用担当者に伝えます。

また、履歴書等に書く文章には自分が考えていることをしっかりとまとめて、「 この人物はこの園でほんとうにがんばってくれる 」という思いを採用担当者に思わせることも重要です。

文章内容に整合性があることも重要ですが、志望動機は、本当に自分の考えに即しているものでなければ、書類選考は通ったとしても面接で落とされることになります。

保育士として志望動機を記入する時点から、採用面接ははじまっているという認識のもと、 しっかりと自分の言葉で考えて記入するようにしましょう。

その場しのぎで考えたものですと、採用担当の人は見抜きます。

よく考えたうえで、応募していることが伝わると、長く活躍してくれる人物だと伝わります。

ポイント!!
1字でも間違えた場合は必ず書き直し、文章が稚拙でないか漢字の誤りはないかなどもチェックしましょう。

さまざまな情報を見たり聞いたりして知ったものを参考にしても、自分の言葉として話せる内容を志望動機にすることで、合格に近づくことができます。

BADな点、書くべきではないこと

どこの保育園でも通用するような使いまわしができる文章ですと、そこの保育園で働きたいという強い意志が伝わりません。

多くの保育園に書類を送付する場合でも、それぞれ 志望動機は個別に考えるようにしましょう。

安直で明確な気持ちが伝わらない志望動機は、インパクトにも欠けて、面接をして会ってみたい、一緒に働きたいという気持ちが湧きません。

保育園の転職の際に応募する履歴書等では、保育園側に 読んでもらえる ものでなければなりません。

特に大規模園の採用担当者は、応募者多数になりますから、「これは?」と思う内容の人は、 書類選考の段階で「×」 となります。

では、どんな内容のことを書くべきではないのでしょうか。

例文とそのポイントをご紹介します。

【例文1】

私は、貴園のことをネットで知り応募しました。

室内、室外環境とも綺麗にされており、園児たちはとても気持ちよく過ごしていることだろうと思います。

前園が大規模園だったため、 自分らしさを発揮することができず 1年で退職しました。

そこでは、人との折り合いを学びました。

先輩の先生からの指導を受けてきましたが、私の思いと違うような場面もあり苦労しました。

貴園のような小規模園でこそ、私の持っています保育力を生かすことができるのではないかと思い、応募することにしました。』

【ポイント1】

人間関係が理由で転職したときには、新たな園への応募でどう書こうか苦労されるところですね。

園長先生や先輩、同僚とうまくいかなかったというストレートな書き方はしないでしょうが、どんな書き方であったとしても 履歴書に書いてはいけません。

面接で、いくら改心して貴園ではそんなことはないと言ったところで、 人間関係を理由にトラブルを起こすことも考えられる人をあえて採用はしません。

この例文ですと、大規模園では人間関係がうまくいかなかったので、 小規模なら大丈夫だと思うというように受け取れます。

前園でのこと(「自分らしさを発揮できなかった」「苦労した」)は書かずに「貴園で私の○○なところを大いに発揮したいと思います。」という書き方がいいでしょう。

【例文2】

私は、保育士経験は3年になります。

1年のブランクはありますが、前園では5歳児担当としてがんばってきましたが、残業や休日出勤が多く、 その割に手当が少なく待遇面で苦労 してきました。

私は、真の保育士として働きたいと思い、ネットでいろいろと調べました。

そんなときに、貴園の保育方針が目に止まりました。

きめ細かい保育をされ、シフト制もしっかりとされているようで、お給料や保険などの待遇面のよさに惹かれました。

貴園で働かせていただくことになりましたら、その待遇に応えるだけの努力をしていく所存です。

【ポイント2】

明らかに前職のお給料などへの不満が読み取れます。

待遇面のことは書かない方がいいでしょう。

もし、気になることがあるのならば、質問として面接で聞くようにします。

保育園のお給料は、まだまだその労力に見合うものではありません。

転職の際には、お給料をはじめとする 待遇面のことは避ける ようにしましょう。

この例文ですと、この方が考える「真の保育士」とは何なのかが伝わりません。

また、待遇面を要求している人ということになり、採用する園としてもこういう人はいらないということになります。

本音はそうでしょうが、ここでは「 待遇面でも安心できる貴園を選択させていただき応募いたしました。 」程度にしておきましょう。

【例文3】

私は、1年前に前園を病気退職しました。

神経性の胃炎という診断でしたが、退職して2ヶ月ほどで病気も治り、転職に向けて、ピアノ練習や紙工作作成などの準備をしてきました。

ようやく、私の希望に合う貴園のことを知り、応募させていただくことにしました。

私は子どもが好きで、前園でも一生懸命保育にあたり、多くの保護者の方からお礼の言葉をいただくことができました。

そんな中で 体調不良という残念な結果の退職 でしたが、このたび貴園で働かせていただくことになりましたら、体調の戻った私ですから、全力で保育にあたることができるものと思っております。』

【ポイント3】

「1年前に前園を病気退職し神経性の胃炎という診断を受けましたが、2ヶ月で完治しました。その後、体力づくりとして○○をしたり、保育士としての復職を目指してピアノ練習や・・・」と書くようにするといいでしょう。

ただ、病気というものは、自分でも医者でなかなか「これでよし、今度は長く働けますよ」という 補償がない ものです。

いつ再発するかわかりませんからね。

ということは、採用担当者は、いくら元気になったとしても、病気の経験者と健康な人とでは、健康な人を選ぶでしょう。

2ヶ月で完治した軽い病気のことは書かなくてもいいでしょう。

志望動機を読んで、採用担当者に魅力的な人物だと感じてもらう努力をしましょう。

また、ある程度の文章量は必要です。

250~350文字がベストですが、それ以上になる場合は、小さい文字になりすぎないようにしましょう。

転職、再就職時の志望動機。例文とポイント

現役保育士の転職(ブランクなし)

例文1

これまで4歳、0歳、1歳を担任しました。

なかでも0歳児の経験は、ミルクや離乳食をうまく食べるように援助することや、安全で安心な生活を整え、子どもたちの笑顔を引き出すように日々心掛けてきました。

そのような中で、もう少しゆったりと子どもと接することのできる保育をしたいを考えるようになり、今回貴園の求人を拝見しました。

乳児中心の小規模なアットホームな園であることや、自然の中での遊びに力を入れていること、より良い人数で保育をしていることなどを募集内容で知りました。

のびのびとした保育をおこなっている貴園で、乳児クラスの経験を活かして貢献できるのではないかと思い、ぜひ一緒に働かせていただきたく応募いたしました。どうぞよろしくお願いいたします。

例文2

これまでマンモス園で8年在職しておりましたが、園の規模が大きいだけでなく子どもたちにも音楽やスポーツなど熱心に教育をする園でもありました。

得意なスポーツを活かして子どもたちに指導をしていましたが、もう少し子どもたちの個性に応じた保育をしたくなり、今回退職をして心機一転新しい園でスタートをすることにしました。

保育にはさまざまな形がありますが、貴園の個性を尊重する保育を、実践していきたく考えております。

これまでの経験で子どもたちの年齢に応じた発達過程などは、把握しているつもりですが、まだまだ学ぶべきところはありますのでご指導をしただきながら、貴園のお役に立つことができたら幸いです。

これまで在職中無遅刻無欠席ですので健康管理には気をつけております。

どうぞよろしくお願いいたします。

ポイント解説

同じ業種で転職する場合は、 どうしてこれまでの保育園でなく、 ここにしたのかということを採用担当者は知りたいものです。

不満を感じているので転職をするということであっても、新しい保育園ではその多くを話さないようにすることが大切です。

そのためには、志望動機として問題点などを並べるのではなく、だからこそ だからこそより資質を高めた保育士を目指したい という気持ちを意識しましょう。

保育士としてどのように仕事と向き合って働いてきたのか、それを次にどう活かせるのかということを明確に にすることで自分のセールスポイントとします。

また、園によってはベテランの保育士に最初から教えていくのは大変なうえ、扱いづらいと敬遠されないように、経験者であっても、初心で志すつもりであることが伝わるような志望動機にしましょう。

転職をするということは、経験者であっても、その職場では1年生であるという謙虚な気持ちがなければうまくいきません。

志望動機を考える時には、次の園ではどのような保育士になりたいのかをイメージしながらすすめていきましょう。

ブランクがある方の復帰、再就職の場合

例文1

出産を機に、子育てに専念したいこともあって退職をしたのですが、子どもも手がかからない年となりましたので、保育士としての仕事に再度挑戦しようと応募させていただきました。

子育ては、24時間保育を経験することでもあり、親になったことで、これまで以上に保護者の立場に、より沿った保育ができるのではないかと考えております。

また、貴園は、以前保育士として働いていた時から、野菜作りや海の運動会などユニークで魅力的な園だと評判も良く、子どもたちも楽しく通っているということも聞いております。

そのような保育園で、ぜひ仕事をさせていただきたい所存です。家族も協力してくれる予定です。

例文2

今回、求人を拝見し、リズム体操をしていることや外遊びに力を入れていることを知り、ぜひ貴園で働かせていただきたく応募いたしました。

保育士の仕事は出産を機に退職をしたのですが、それまで約10年働いてきたこともあり、また出産を経て、子どもを育てることで、より保育士としての仕事を再開したい思いが募りました。

子どもはまだ4歳なのですが、両親と同居をしておりますので、仕事にも専念できることと、家も近いことからぜひ貴園でお役に立ちたいと思っております。

どうぞよろしくお願いいたします。

私はもともとリトミックを後輩にも指導しておりましたので、貴園で子どもたちに楽しんでもらえるようなリズム体操を伝えていくことで、貢献させていただきたいです。

ポイント解説

採用担当者は、子どもがいて守るべき家庭のある人の場合は、採用した後に子どもや家族のことが原因で、休みなどを頻繁にとられたりしないだろうかなどと考えてしまします。

これは保育園に限らずどこの職場でも同じですが、特に毎日担任として子どもたちを預かる現場としては、頻繁にお休みをされることは好ましくありません。

何かあった場合は、家族や周囲に協力体制 があるかどうかということも、重要なポイントになります。

また、保育士の仕事はハードな仕事なので、結婚や出産を機に一度退職をする人も多く、ベテラン保育士が不足している園もあります。

そのような園で、 即戦力となって仕事をしてくれる人 がいれば、園にとっても喜ばしいことですので、ぜひ、自分のアピールできるポイントを探して、積極的に志望動機に盛り込んでいきましょう。

ブランクがある人は 保育士として復職。ブランク不安の解消法を実際に聞きました をご覧ください。

他業界からの転職、復職(保育業務経験有り)

例文1

家業の手伝いをすることになり、いったん保育士は退職をしたのですが、やはり保育園でやりがいのある仕事を経験していますので、もう一度働きたくなり、家族と相談した結果、保育士に戻ることを決意しました。

約5年働いた家業ですが、そこでは多種多様なお客さんを相手に仕事をしてきましたので、保護者や対外的な場面でも保育士としてうまくコミュニケーションをとっていけるのではないかと思っています。

貴園は、先輩の子どもさんが通園してしたことから知りましたが、運動場が広く子どもがいつも元気だと話していました。

私は体力が自慢なのですが、子どもたちとともに走り回って外遊びができるような保育士になりたいと考えています。

どうぞよろしくお願いいたします。

例文2

保育士を経験した後に、家族で引越をしたこともあり、それを機に退職し他業種で働いておりました。

仕事は企画会社の事務でしたが、そこでは電話や接客の対応、社内の庶務なども引き受けていましたので一般的な事務業務を身につけることができました。

保育士もそのような仕事もありますので、以前より臨機応変に事務仕事ができるようになっております。

また、子どもたちと向き合う仕事がどれだけ素晴らしかったかも実感することができました。

また、保育士というやりがいのある仕事に戻ることで、より充実した毎日を送りたいと考えております。

貴園は、通勤に1時間ほどかかるのですが、これまでの通勤は1時間30分でしたので負担も軽くなります。

貴園は実習でお世話になった姉妹園でもありますのでとても身近に感じております。

ぜひ一緒に働かせていただきたくお願い申し上げます。

ポイント解説

他業種を経験したからこそ活かせる知識や、コミュニケーション能力などのアピールポイントを織り交ぜた志望動機にすることで、新卒の人たちとの差をつけることができます。

また、客観的なものの見方ができることや保育士が魅力的な職業であったことに改めて気づいたことなど、保育士として働く意義なども伝わると良いでしょう。

さまざまな経験があるからと決して上から目線にならないような文章を心掛けましょう。

ブランクがあるからこそ何をアピールするかは大事なんですね。
そうだね。これはどの仕事にも通じることだね。
でも、見栄を張ったり嘘は絶対だめだよ。

新卒保育士の志望動機。例文とポイント

ここでは新卒保育士の志望動機の例文を紹介します。

新卒の場合

例文1

姉(母、親族、友人、知人等)が、保育士で、大変そうな時でもやりがいを持って楽しそうに働いている姿を見て、いつのまにか自分も同じ志を持つようになりました。

子どもたちのことを一生懸命に考える保育士の仕事を、とても魅力的な仕事だと身近に感じました。

今回、貴園の求人を拝見し、保育にさまざまな音楽を取り入れているということで、見学させていただき、音楽を楽しんでいる子どもたちの笑顔があり、とても感銘を受けました。

また、幼少期から得意な打楽器の演奏を、活かすこともできるのではないかと思い、志望いたしました。

ぜひ、貴園で子どもたちに音楽の楽しさを伝えていきたい所存です。

どうぞよろしくお願いいたします。

例文2

近隣に住んでいることもあり、通学時などに子どもたちの様子を拝見し、いつも笑顔の子どもたちを見て貴園に親近感を覚えておりました。

また、小規模ならではのアットホームな保育をおこなっていることや、じっくりと子どもたちと向き合った保育をされていることを知り、子どもたちの成長過程をしっかり見極めながら保育ができるのではないかと、今回応募いたしました。

学校では、保育の心理学を得意としており、子どもたちの心理をよく見極めることのできる保育士になりたいと考えております。

また、私の長所はどんな人でも受け入れることです。

保育園では多くの人との関わりがありますが、どんな場面でも笑顔を忘れることなく、仕事に励んでいけるのではないかと考えております。

どうぞよろしくお願いいたします。

ポイント解説

まず、 どうしてその園に興味を持ったかということを伝え、 その保育園で働きたい素直な気持ちを伝えます。

これは、志望動機の裏付けでもあり、採用担当者にも自然な形で明確に働きたい意志が伝わります。

また、 何ができるのか、どんな保育をしたいのか という自分の得意なことや、やりたいことをしっかりと伝えることで、実際に採用された後、こんなはずじゃなかったというお互いのミスマッチを防ぐことにもつながります。

また、志望動機を読んだ採用担当者に、この人と一緒に働いてみたいという気持ちになってもらうことの一つとして大切なのは謙虚さでもあります。

目上の人やさまざまな人に対して、謙虚な気持ちがある人かどうかは文章を読めば分かります。

「採用をしていただきたい」 という気持ちを最後の1文字まで心を込めて考えるようにしましょう。

志望動機として、実は家から近いから身近に感じていたからということもありますが、それを書くだけでは印象も薄いので、具体的にどんなところに魅力を感じたのかを書くようにしましょう。

新卒で初出勤そんな人は 【ちょぅ~緊張】新卒保育士として初出勤。挨拶や持ち物 をご覧ください。

保育士(パート)の例文とポイント解説

どんな職種であっても正社員でなく、パートを選ぶ以上は、次の二点が主な理由でしょう。

  • 子育てのためにフルタイムでは働くことができない。あるいは、子どもの突然の病気の際のお迎えや学校等の行事ごとで休まなければならない。
  • ご主人の扶養の範囲で働きたい

雇用する側にとってみても、人手不足の中で、少しでも働いてくれる人が欲しいのが現状でしょうが、保育士の場合には、上記1.の理由で仕事を抜けられることは避けて欲しいところです。

このような保育園事情もあり、保育園で、パートで働きたいのならば、 ありきたりの理由ではない志望動機が必要になります。

(パート)の志望動機の例文

私は、大学を出てすぐに念願の保育士として採用され、3年間ほんとうに充実した毎日を送ることができました。

園の職員の方に大卒の私を育てていただき、園児やその保護者の方との関わり方について学ばせていただき、3年目にして副主任という立場を任せていただくまでになったのです。

その後、結婚・出産という やむを得ない退職 でしたが、家事や育児をする中で、我が子を通して、 保育という仕事への未練を大いに感じるようになってきた のです。

0歳から成長していく我が子を見る中で、保育園で経験させていただいた保育について「もっとこんなことができたのではないか」という強い思いを持ち始めたのです。

もう一度保育士として働きたい思いで、 うずうずする私は、やっぱり子どもが好きなんだと実感することになりました。

私の子育ての経験は、保護者の方の立場になりきれるという新たな私の魅力にもなったように思います。

私の子どもは、今5歳と3歳です。

二人とも幼稚園に通っていますが、同居の祖父母に任せることができますので、急なお迎えで職場にご無理をいうこともありません。

また、園の行事の時には、お許しがでればお休みをいただきたいのですが、年に4回の年中行事ですので、ご採用いただきましたときには、前もって日程をお知らせいたします。

ただ、 貴園と行事が重なりましたら貴園を優先させる所存でございます。

どうぞよろしくお願いいたします。

ポイント解説

結婚や出産で一旦保育園を退職し復帰する人が、よく職歴証明書の志望動機に「時間に余裕ができたため」を理由にする人がいますが、それでは採用担当者には響きません。

重要なことは、なぜ一旦退職したのに復職でどうして保育士を選んだか、また、我が子がいる中で、どんな働き方をしていくのかを中心にした書き方が必要 です。

保育士(未経験)の例文とポイント解説

初めての保育業務になりますが、あなたの思いは「保育士になりたかった」けれどもやむを得ず他職に就いていたというケースが多いでしょう。

保育士未経験の場合には、 園側は、保育が分かっているか、保育という仕事についていけるかを一番重要視 します。

ですから、採用担当者の不安を取り除くような説得力が必要になります。

(未経験)の志望動機の例文

大学では、将来小さな子どもたちのためにがんばろうと、保育士資格は取得したのですが、就職は一般企業でした。

結婚・出産で退職し、我が子も大きくなってきた今、あたためてきた小さい子どもたちへの保育というものに関われたらという思いを強く持ち始めました。

子育てをする中で、大学で学んだ保育について、あらためて勉強しなおしたり、我が子やそのお友達との関わりを積極的に持ったりしてきました。

私が貴園を選んだ理由の一つは、園のパンフレットを見せていただき、 「強いからだづくり」という目標を掲げられ「体力づくりに力を入れられている」ということに共感した からです。

若い頃から陸上をしてきています私は、若い保育士さんにも負けない体力を持っていると自負しております。

また、家庭では手洗いの励行が重要ということで、 家族そろってみんな風邪も引かない健康人であること も付け加えておきます。

保育士未経験ではありますが、保育にかける強い思いは誰にも負けないと思っております。

どうぞよろしくお願いいたします。

ポイント解説

未経験ということは、子育ての経験があろうとあくまでも新人です。

そこで大卒の方の若さに負けないことをしっかりと書く必要があります。

この方のように体力面のアピールを印象付けることは効果的です。

また、 一般企業に就職をしたけれども保育の仕事に関わりたいという思いを温めていたという情熱も書いていく といいでしょう。

詳細なケースごとの志望動機。例文とポイント

大規模な保育園から小規模な保育園へ転職する場合

例文1

これまで120名定員の保育園で園児の特徴や個性を把握し、より良い保育をしようと心掛けてまいりましたが、クラスの子どもだけでなく園全体の子どもたちとじっくり関われる保育がしたいと考えるようになりました。

今回貴園の求人を拝見し、縦割り保育やお散歩などを取り入れ、家族のように子どもたちと接していることを知り、ぜひ貴園で異年齢の子ども同士の関わりや、心の触れ合いを大切にする保育をおこなう一員として働かせていただきたく思い応募させていただきます。

まだ保育士としては2年しか経験がないのですが、救急救命士のインストラクターの資格を持っており、柔道で鍛えた体力が自慢です。

長く働かせていただきたいと考えております。

どうぞよろしくお願いいたします。

ポイント解説

大規模の園が嫌だから小規模にという理由だけでは、また何かあれば転職をしてしまうのではないかということにもつながりますので、小規模の どんなところが魅力的なのか、長く働くつもりはあるか ということも伝えるようにしましょう。

また、 どのように園に貢献し、保育士として子どもたちに真摯に向き合い、常に子どもの目線で向き合っていくという姿勢 が大切です。

病棟保育士、医療保育士を志望する場合

例文1

保育士としてどこで働くかを考えている時に、貴園の求人とパンフレットを拝見いたしました。

その案内はとても優しさにあふれていて、笑顔のあふれる子どもたちの写真がありました。

すぐに見学をさせていただいたのですが、想像通り、働く職員の方がとても優しい笑顔で子どもたちと接していることを拝見して、私の目指す保育士の方が多くいる場所でぜひ働きたいという思いが募りました。

病気の子どもたちと接するためにはさまざまな配慮が必要かと思いますが、少しでも先輩たちに近づけるよう努力したい所存です。

私は、手遊びが得意で30種類の手遊びをすぐに披露できます。

どうぞよろしくお願いいたします。

ポイント解説

病児保育園は、熱がある子どもやウィルスに感染している子どももいますので、何より元気で体力があることが必須です。

これまで培ってきたスポーツや○○などがあれば、アピールをしましょう。

また折り紙や手遊びなど室内でできる遊びを数多く知っていることなどがあれば、伝えましょう。

外遊びができない子どもたちに向けて何ができるかということを伝えることも良いでしょう。

どうしても保育士として志望動機が書けない時の工夫

保育士としての志望動機は、まずはこれまで自分が身につけてきたことを整理し、 自分が何をしたいかどのように考えているかと自分の内面に向き合っていく作業 でもあります。

志望動機が浮かんでこない場合は、自分の棚おろしが足りていないのかもしれません。

これまで学んできたこと、得意なことは何ですか。

得意なことがなければ好きなことは何でしょう。

また、保育士がしたいという気持ちがあるのに、書けない時は、保育士として働くことをイメージしてみましょう。

どんな場所でどんな自分が想像できますか?

等身大の自分で考えてみてください。

自分を背伸びし過ぎてしまうと、働いても無理が生じますので、その園で働いている自分が想像できたら、志望動機もおのずと出てくるものです。

志望する園には、見学にいきましたか?

百聞は一見に如かずです。

自分の心の窓でしっかりと働く場所を確認しておきましょう。イメージもしやすくなります。

いかがでしたか。
さまざまなパターンの志望動機をお伝えしましたが、うまく書こうとしてあまりに自分とかけ離れたものを書いてしまうと、後で困るのは自分です。

保育士としてその資質を高めていくことは日々の積み重ねでもあります。

長年働いているから良い保育士とは限りませんし、未経験ならではの視点で子どもたちに一生懸命に向き合うこともできます。

志望動機を書くにあたっては、気合いを入れ過ぎず、でも熱意が伝わるように書きましょう。

書いた後は実際に声に出して読んでみることをおすすめします。

自分で何も得意とするものが見つからな場合は、新しい園で貢献できるように精一杯努力するということや、その園の魅力的な面に惹かれた思いなどを明記しましょう。

志望動機を考えるのは大変ですが、一度じっくりと考えることで、オリジナルの言葉を見つけることができ、その思考一つ一つが自分の身になります。

将来に向けて、着実に志望に近づけるよう実践してみてください。

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※このコンテンツは保育士の方に作成していただいています。


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