男性保育士の給料や結婚。~俺ってこの先やっていけるの?~

このコンテンツでは下記の方が対象です。

不安を感じている男性保育士さん

対象者の方は続きをお読みください。

保育士の今出川麗子です。

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  • 不安を感じている男性保育士さん

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少しずつ増えてきているとは言ってもいまだに全体の3%程度しかいないのが男性保育士です。

各施設に少数、または1人しか男性保育士がいないといった場合もあります。

中には男性保育士が一人もいない保育園もあるでしょう。そんな男性保育士ですが、今回は給料、これからの将来といった側面から考えていきましょう。

男性保育士の給料

平成26年の厚生労働省の調査結果では、男性保育士の平均給与は23.9万円です。

女性保育士の平均額は21.4万円というところを見ると男性の方が少し多くもらっていることが分かります。

この数字に処遇改善手当などが加算されます。

上記の給与額は額面によるものなので、ここから保険料や年金などの支払いを行うと手元に残る手取り額は20万円前後、助成の場合は17万円前後といったところでしょうか。

しかし、平均勤続年数を見ると男性保育士6.3年に比べ女性保育士7.7年となっています。

この統計からわかることは、男性保育士の方が長く続ける保育士は少ないが、 長く続けている男性保育士は何かしらの役職をもらって給与額が増えている場合が多いということになります。

初任給は意外と多くもらえている!と喜ぶこともあるかと思いますが、二年目からは所得税や住民税などが引かれます。

大体1万5000円から2万円くらいでしょうか。

なので昇給分よりは惹かれてしまいますので、 1年目より2年目のほうが手取りが少なくなってしまうのでご注意を。

また、順調に昇給するのも数年までで、あとは役職(リーダー、主任、副園長など)につかない限りは給料は増えづらいと考えてください。

なので、勤続年数ごとに周りとの差が広がってしまうことが考えられます。

認可保育園であれば毎年数千円の昇給は見込めますが、 無認可保育園や院内保育園などの場合は安定した昇給が見込めない場合もあります。

昇給に関しては園によってかなり差が出ますので、就職する際や面接のときに確認できればするようにしましょう。

また、違う園への転職を考える場合にはそこで働いている人に話を聞いたりして求人情報や面接で確認しづらいことを教えてもらうのが大切です。

ボーナスについては保育士のボーナスぶっちゃけ話。~みんなこれで満足してるの?~をご覧ください。

一般的なサラリーマンとの比較

では、一般的なサラリーマンはどのくらいもらっているのでしょうか?

全職種の平均給与は36.5万円。平均勤続年数は13.5年と、保育士の倍以上になります。

その背景には、一般的なサラリーマンであれば仕事を頑張って実績を残す、売り上げを伸ばすなどの目に見える形で評価されることで昇進、昇格することで年々給与は増えていきます。

しかし、保育園で勤務しているだけではいくら頑張って日々の保育や書類の仕事をしても、上の役職が多くなく、キャリア年数による評価の部分が多かったり、次期主任、園長が決まっていることもあり、昇進、昇格が見込めない場合も多いため、 ちょうど30歳を前にして転職するケースが多いことが見受けられます。

キャリアアップについては保育士からキャリアアップ。主任保育士、園長になるには?をご覧ください。

経済面を安定させるためには?

では、どのように経済面を安定させることが出来るのでしょうか?

転職するのも、一つの手です。

しかし、転職と言っても他業種ではなく、あくまで保育関連の仕事の中でも転職することによる昇給は可能です。

現在、保育士不足が社会的問題になっている中、保育士の求人は多くあります。

中には主任保育士、園長候補の求人もあります。

主任、園長であれば一般的なサラリーマンか、それ以上の給与が見込めます。

しかし、主任保育士になるのはそれなりの実績も必要になります。

複数人の担任の中でもリーダーを何年もこなしていたり、行事の統括リーダー等の保育士全体を統括してきた実績を積みながらも、求人をチェックしてみましょう。

園長候補として転職するためには主任経験が数年あったほうが良いです。

また、さらなるリーダーシップや専門性の高さが求められることもあります。

また、保育園ではなくほかの児童福祉施設に転職する方法もあります。

児童福祉施設の中には施設によっては一般的なサラリーマンと同等の待遇のところもあります。

安定、という面でいえば 大きな社会福祉法人が運営してる施設、園であれば昇給、昇進もしやすく、安定した給与をいただけます。

昇給できる施設を探したい人は 保育士求人プロ からお探しください。

男性保育士の将来性や結婚

「男性保育士が女児に関わること」についての保護者の意見をみてみましょう。

  • 女児といっても女性なのだから、おむつ替えも含めて、男性保育士の関わりに配慮してほしい
  • 男性保育士といっても、保育士の資格を持った先生なのだから安心して預けていいと思う

さて、あなたはどう判断して、女児にどう関わっていきますか。

昔、「保母さん」という名で呼ばれていた保育士さんですね。

「保母さん」に「母」の字がありますように、女性の仕事だったのです。

男性も保育園で働くようになって「保育士」と呼ばれるようになりました。

だからといって小学校の先生のように男性が増えたかというと、 まだまだほんの一握り でしかありません。

こういった状況下において男性保育士の将来性「採用の実態」と「結婚事情」についてみてみましょう。

採用の実態

男性保育士の就職は苦しいです。

保育園によっては、 男性を受け入れる環境がない ということです。

男性職員のいない保育園の場合には、女性だけの職場に男性が入ってくるのは考えられないのです。

ここで、男性保育士が採用された方の体験談をみてみます。

私は、大学時代に保育の勉強をして資格を取得しました。

大学を出て保育の仕事がしたくて就職先を探しました。

一時はA保育園に内定までいったのですが、諸事情で閉演となってしまい、再度探すことになりました。

B保育園で面接を受けたときのことです。

「あなたの特技は何ですか?」と聞かれ、「スポーツ全般が好きです。」という答え方をしたときに「はっきり言ってあなたをうちの園で採用するには、 保育士さんの資質とともに何か特別なスキルが欲しい んです。」と言われました。

運動系という 漠然としたことでは受け入れてもらえない ことが分かったのです。

そこで、保育において必要なスキルについて考えたときに、ピアノや絵画、工作などが思い浮かび、中でも保育園では掲示も大きな要素だと考え、掲示の工夫などに役立つ「POPデザイン」と読み聞かせに必要な「絵本」についてのスキルを身に付けようと学びました。

私の 武器にしよう という決心です。

3が月後、C保育園での面接でデザインと絵本について学んだことを話しますと歓迎され、採用となったのです。

C保育園は、男性保育士も歓迎してくれる保育園だったようですが、私の武器が生かされたものと思っています。

男性保育士の場合、特別なスキルは、ピアノや絵画という当たり前なスキルではアピールにならないということです。

園側は、男女関係なく「 園にはいないスキルを持った人 」を求めているとも言えます。

送迎バスなどを運転する大型免許取得もあると有利になることだってあるのですよ。

転職就職に有利になるスキルについては 【役立ちます!】保育士がスキルアップする為の資格や講座 をご覧ください。

結婚事情

男性保育士でもお給料は変わりません。

将来に 不安を持ちながら 仕事をしている人も多いのです。

大学を出て独身だった人が、いよいよ結婚となって

  • 「給料がこの程度で結婚できるか」
  • 「結婚して子どもができて養育できるのか」

などという悩みは多いです。

では実際にお給料をみてみましょう。

保育士の平均賃金等  平均年齢30歳 23万円

これは税込額で、しかも残業手当などの諸手当も含まれています。

参考

これらの資料を見ますと、男性保育士の手取りで18万円ほどになり、年収にしますと210万円余りとなります。

全職種の平均給与が、30歳、270万円ほどになっていますから、その格差は明らかです。(あくまでも平均で、賞与、諸手当等は企業による)

勤務時間や休日なども変わらないのにこれだけの差があるのですね。

現在の給料事情だけをみますと、今後も保育士全体の待遇改善には期待したいところです。

男性保育士の将来性ということになりますと、これからは、男性、女性関係なく 採用が増えていくでしょう。

保育士は母性を発揮する母親役がもちろん必要です。

ただ、結婚して子どものいるご夫婦をみますと、やはり父親と子どもの ふれあいが少ない現実 があります。

保育園でも 父性という厳しさ も必要だと考えられるようになるでしょう。

そのような説明の仕方を保護者の方にすれば「おむつ問題」など 眼中になくなる ように思います。

上述しましたように、採用前に必ず保育士として 役に立つ資格等を取得 しておいてください。

これは、女性優位の保育園で生きていくために必要なものです。

そして、重いものを運ぶ、テキパキと動くなどの男性の特性とともに自分の武器として持って、保育園内で自分の居場所作りをすることで活路を見出すことができるはずです。

今より待遇が良い男性を受け入れてくれる保育士を探したい人は 保育士求人プロ をご覧ください。

参考元:平成26年賃金構造基本統計調査(厚生労働省)

※このコンテンツは保育士の方に作成していただいています。


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