コミュニケーションスキル向上の5つのポイント 種類や資格

心理カウンセラーになるには

コミュニケーションスキルが欲しいという人は多いですよね。

  • 「コミュニケーションスキルをあげて営業で成績を残したい」
  • 「コミュニケーションが苦手なのでスキルを高めたい」

こういったきっかけでコミュニケーションスキルの向上を望んでいる方に、ここでは

について説明をしていきたいと思います。

コミュニケーションスキルとは?

コミュニケーションは、現代ではよく聞く言葉になっています。

「コミュニケーションが苦手」と言われる人たちが増え、コミュニケーションスキルの必要性が求められています。

しかし、改めて「コミュニケーションとは何か?」と尋ねられると、答えるのが難しく感じます。

辞書で調べてみると、「さまざまな情報内容を、さまざまな手段で、伝え合うこと」と言うことができるようです。

つまり「意思・感情・思考などの情報内容」を「言葉・身振りや手振り・表情・通信技術などの手段」を用いて「互いにそれらを伝え合う」
場合、コミュニケーションと総称されます。

使われる場所

情報伝達や意思伝達など、あらゆる分野でコミュニケーションという言葉は用いられています。

一般的には、意思疎通を目的としたグループにわけ

  • 「組織内コミュニケーション」
  • 「異文化コミュニケーション」
  • 「世代間コミュニケーション」

などと使われます。

意思伝達をする能力のことを「コミュニケーションスキル」や「コミュニケーション能力」と呼びます。

2つの手段

コミュニケーションで情報をやりとりする際、2つの手段があります。

1.言語

一つは言語、言葉によるやりとりです。言語によるコミュニケーションでは、「何を伝えたか」よりも「相手にどのように伝わったか」が大切になります。

そのために、「伝える」「聞く」「問いかける」が必要です。

2.非言語

表情、声のトーン、ジェスチャーなどです。ある説において、人に影響を与える情報の割合は、言語が1、非言語が9の割合であるといいます。

言葉を補い、
信頼関係を築き、
相手の状況を理解する

これらに大きな役割を持っています。

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コミュニケーションスキルが高いタイプ

人の話を聞く

コミュニケーションが高い人は、自分が話すだけではなく、相手の話を聞くことも得意です。

相手から会話を引き出す努力を怠らず、最後までしっかり話を聞いてから自分の意見を伝えます。

また、相槌のバリエーションが豊富なので、「この人は自分の話をわかってくれている」と実感することができます。

相手の話をじっくり聞けるからこそ、相手を理解し、その人に合わせたコミュニケーションができるのですね。

褒め上手

人は誰でも、褒められると気持ちの良い気分になります。
小さなことにも気づいて褒めてくれる人には、好感が持てます。

好感を持てる相手なら、もっとコミュニケーションしたいなと思ってしまいますよね。

人のポジティブな面に目を向けると、自然と話題が増え、会話が弾みます。

話の引き出しが多い

話題が豊富だと、聞いている側も楽しくなります。

一方的に自分の好きな話題を話すのではなく、相手の興味あることを聞き出し、そこから広げていける人です。

5W1H《Who(誰が)、What(何を)、When(いつ)、Where(どこで)Why(なぜ?)》を使い、わかりやすく話をまとめます。

笑顔でいる

人が笑っていると、楽しそうに見えます。
周りの人たちの緊張もなくなります。

警戒心がなくなり、打ち解けやすくなり、おだやかな関係を築くことができます。

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コミュニケーションスキルを向上させる具体的な種類

(1)神経言語プログラム(NLP)

NLPとは、神経言語プログラミングのことをいいます。
別名は「脳の取り扱い説明書」とも呼ばれ、最も効果的なコミュニケーションの手法として知られています。

この理論は、非常に優れた有名なセラピスト3名を分析して作られました。

3名のセラピストとは、フリッツ・パールズ(ゲシュタルト療法)、バージニア・サティア(家族療法)、そしてミルトン・エリクソン(催眠療法)です。

言葉の使い方・姿勢、声のトーン、クライアントに対する関わり方などを徹底的に分析しました。

その結果、3人は全く異なるアプローチをとっていますが、共通するパターンがあることを見出したのです。

キャリブレーション

キャリブレーションとは、観察力のことをいいます。
相手のジェスチャー、表情、声のトーンなどから、相手の状況を観察して読み取るコミュニケーションスキルが身につけます。

相手の考えていることや本音を予測することができ、相手が置かれている状況を把握できるようになります。

また、相手を観察することで、自分が「次に何をしたらいいのか」を理解し、コミュニケーションをより円滑にできる手助けとなります。

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ミルトン・モデル

ミルトン・モデルとは、催眠療法で有名なミルトン・エリクソンがセラピーの中で用いた言葉や言い回しを分析したものです。

これは催眠言語とも呼ばれています。

何気ない言葉で相手に心理的変化を与える効果が期待できます。
代表的なモデルを3つご紹介します。

引用

自分の考えを相手に伝えにくい時に、あえて他の人が言っていたかのように話します。

例:「友達があのお店の料理がおいしいって言ってたの。ちょっと行ってみない?」
Point:第三者の意見を言うことによって、相手に自分の意見ではないと思わせる効果があります。

前提

自分が意図としている内容を気付かれないようにしたい時に使います。

例:「AランチとBランチがあるけど、どっちにする?」
Point:他にも選択肢があるのに、最初から2つしかないように思わせることができます。

主体の省略

言葉の中心となるものををわざと抜くことで、相手に話を受け入れやすくします。

例:「このCDを聞いた多くの人が、良い音楽だったと言っています」
Point:この文章を読んだだけで、この本を読む前から得した気分や内容が充実しているという先入観を持つ効果があります。

アンカリング

アンカリングとは、五感からの情報をきっかけにして特定の感情反応を引き出すプロセスのことをいいます。

例えば、スポーツ選手が勝負の前に行う動きです。
力士が土俵に入る前に顔をたたく動作、イチロー選手がホームに立った時にバットで前に突き指すポーズなどです。

これらは毎回、最高のパフォーマンスを引き出すためのアンカリングです。
アンカリングは感情体験が強ければ強いほど効果的です。
感情体験が弱い場合は、繰り返し行うことでアンカーを設定できます。

NLPの詳細はNLPスキルDVD講座をご覧ください。

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アサーション

アサーションとは、自分も相手も大切にした自己表現のことです。

自分の気持ち、考え、意見などが率直に、その場でふさわしい方法で表現されるコミュニケーションがとれることが目標です。

アサーションがとれるようになるまでには、葛藤を起こすことがあります。

葛藤が起こる中でも、自分も相手も思いやる行動・言葉ができるかどうかを鍛えていきます。

お互いの気持ちを考える

思ったことをそのまま口に出すのではなく、一度頭で自分の発言を考え直し、それが自分と相手を思いやったものであると確認できてから伝えてみてください。

特に感情が高ぶっている時であれば、一旦会話を中断し、一人になって冷静に紙に書き出してみましょう。

相手に伝える必要のあるもの・ないものを分けてみましょう。

自分の気持ちを伝える

「私はこうしてもらえるとうれしいです」「私はこうだと助かります」というように、自分の気持ちを素直に伝える言い方は、相手に伝わりやすくなります。

ポジティブな言葉を使う

「私は~できない」と言うよりも「私は〜したらできる」という前向きな言葉を用いるように意識します。

相手の主張を尊重することも必要なので、こうすればできるかもしれない、と思う案を提案することも大切です。

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自己開示

自己開示とは、自分自身のことについて相手に伝えることです。対人関係において重要であり、信頼関係を築くのに欠かせないものです。

自己開示のポイント

自分自身について知る

自己開示が苦手な人は、自分自身についてよく知らない傾向があります。
それが自信のなさにつながってしまいます。

まずは、自分を知ることから始めてみましょう。下記の4つについて考えてみてください。

  • 自分も他人も知っている自分
  • 自分は知らないが、他人が知っている自分
  • 自分は知っているが、他人が知らない自分
  • 自分も他人も知らない自分

これは、心理学でよく使われている「ジョハリの窓」と言われます。

最初に自分で考えてみた後、家族や親しい友人と話し合ってみてください。
そして、特に「自分も他人も知らない自分」を広げていくことを目標にしてみてください。

自分も他人も知らない「未知の部分」を知ることによって、「自分にはこういう一面があるのか!」という気づきにつながります。

「今までやったことないけどできるかもしれない」と新しいことに挑戦する意欲が生まれ、自分の成長になっていくことができます。

返報性の法則

例えば、相手と初対面の時、自分から趣味の話をすれば、相手も趣味の話がしやすくなります。

これは感じたことのある人も多いと思います。

誰かが趣味の話を始めると、次の人も趣味の話をした方が良いのかなと思ってしまいます。

自分の好きなものが相手も好きであることがわかり共通の話ができれば、もっと深い話もできるようになってきます。

また、「相手のこんなことが知りたいな」と思った時も、自分からその話題を話すことで、相手も話しやすい状況が生まれます。

自分のことを知ってもらえる上、相手のことも知ることができる、効果的なコミュニケーションの一つです。

このようなスキルを学べる資格の詳細は心理カウンセラーになるには資格を活かしカウンセラーにをご覧ください。

コミュニケーションスキルを使った対象者別のポイント

ここでは実際、ビジネスの場面でどうスキルを活用しているのかを具体的な場面を例に解説します。

アサーションの場合

接客でお客様をお待たせしてしまったときのシュチュエーションです。
お客様を長い間待たせてしまった際の三つの謝り方をみてみましょう。

お客様
「一体どれだけ待たせるの。時間がないのに、いい加減にしてよ」

スタッフ
「ただ今、混み合っていますので…すみません」

お客様
「さっきから30分以上も待っているのよ」

スタッフ
「もう少々、お待ち下さい」

お客さま
「あと何分待てばいいの。私だって忙しいのに」

スタッフ
「大変申し訳ございません…」

お客さま
「もう30分以上も経ってるのよ」

スタッフ
「申し訳ございません…」

お客さま
「もう30分以上待っているのよ。いい加減にしてよ」

スタッフ
「お寒い中、長い間お待たせしてしまい、本当に申し訳ございません」

「寒い中」と具体的にお待たせしてしまったことを詫びているので、わかってくれていると思ってもらえます。

きちんとお客様の気持ちに共感をしているので、怒りの感情もおさまってくれるでしょう。

キャブリレーション

例えば、目の前の相手が深くゆっくりと腹式呼吸をしています。

お腹のあたりが大きく動いているのがわかります。

このときは感情につながっている時なので、あまり論理的な思考はしていないということが分かります。

ミルトン・モデル

前提

「こちらの商品とあちらの商品、どちらからご購入予定ですか?」
どちらの商品の場合でも、結局購入することになります。

読心術

「今すぐに、購入を決める事は難しいですよね」
相手が思っていることを見透かしたように話します。
今すぐでなければ、購入してもらうことが狙いです。

スキルを上げるための資格

コミュニケーション能力を上げる為の資格はメンタル心理士です。

この講座では相手の心を開かせる話し方や相手の心に届く話し方など日常生活で何気なく行っているコミュニケーションに応用力を付ける講座です。

目次

  • 第1章 相手の心を開かせる話し方(欲求に応える話し方)
    • 第1節 相手の関心に合わせて話す…人間関係をよくするコミュニケーション
    • 第2節 まず人間の基本的欲求を知ろう
    • 第3節 職場における人間関係の悩みの傾向
    • 第4節 仲間としてつきあっていく手法…対等の関係の構築
    • 第5節 私を認めて欲しい気持ちに応える話し方
    • 第6節 相手の言いたい気持ちを促す話し方
    • 第7節 優れたところを見つけ、評価する話し方
      • 【参考】スケーリング・クエスチョン
      • 別表 「リフレーミングの例」
  • 第2章 相手の心に届かせる話し方(こちらの話の伝え方)
    • 第1節 3ステップ方式による話し方
    • 第2節 人格にふれない話し方…ほめ方、叱り方
    • 第3節 プラスに反応する話し方
    • 第4節 質問で人を動かす話し方
    • 第5節 意見することはできれば避け、やむをえないときは傾聴力で補う
  • 第3章 相手の心に届かせる話し手の態度(表現の仕方)
    • 第1節 相手と柔らかく向き合って話す
    • 第2節 相手の目を見て話す…実直さを表します
      • 【参考】視線の動きで心を読み取る
    • 第3節 かんで含めるように話す…相手の理解度を推し測る
      • 【参考】表情から分かる性格と心理 
  • 第4章 実践的な話し方の基礎
    • 第1節 あいさつ・自己紹介でつくる人間関係
    • 第2節 人への関心、感動、感謝が人間関係を豊かにする
    • 第3節 気持ちや感情を豊かな言葉で表す

こんな人に向いています

  • コミュニケーションズを円滑にしたい方
  • 介護福祉業界など利用者さんがいる方
  • 営業など人を引き付ける話をしたい方

メンタル心理士の資料請求は以下から可能です。

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