自己評価が低い人へ 原因を理解し自己肯定感を高める方法

心理カウンセラーになるには

自己評価が低い人は他人が何を言ってお評価は低いままです。これには色んな理由がりますね。ここでは

これらを解説します。

自己評価が低い人の原因

過去に捉われている

「子どもは親のうしろ姿を見て育つ」と言うように、その子どもの人生には、乳幼児期における両親の接し方が大きな影響を及ぼします。

子どもを思う両親の愛情によって、ほとんどの子どもたちは心身ともに健康な肯定的な自分を持ちます。

しかし、どの家庭でも歪んだ自分の基となるやり取りが少なからずあり、誰もが否定的な自分を少しは持ってしまいます。

  • 「積極的だが落ち着きがない」
  • 「実行力はあるが、協調性に欠ける」
  • 「思いやりがあるが、内向的だ」

などと言うように、誰しも良い面とやや劣る面を兼ね備えているのが普通の人間なのです。

しかし養育者でもある両親から幼少期に行き過ぎた注意や虐待などがあると自己評価の低い人になってしまう1つの原因です。

「ねばならない」

人は生きて社会生活を営むと自分で「~でなければならない」という自己規定をします。

これは社会規範の中で良識のある社会人として生きるために必ず付随してくるものです。

  • 「~でなければならない」
  • 「~ねばならない」

は必要なものと不必要なものがあります。

例えば、「生きなければならない」「社会人として公共のマナーを守らなければならない」というのは周りにいる人たちに対しての配慮であったりするわけです。

このような気持ちは持たなければならないと思います。

しかし、「男らしくあらねばならない」とか「父親らしくあらねばならない」とかの、「~あらねばならない」は生の自分を理想の型にはめこむために、実直に生きたいとか素直に生きたいとかいう人には、実は欺瞞(ぎまん)に満ちた生き方となります。

目標に向かって「~であらねばならない」というのは目標達成の力となり、目的に向かって走る時には原動力になります。

しかし、自分に「理想的な」「~ねばならない」を押し付けることは苦痛以外の何物でもないのです。

これも自己評価が低い原因の1つです。

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自己評価が低い人の特徴

「自己評価が低い人」はどのような成育条件を持っているかといえば、当然愛情のない、自分を必要としていなくて、自分が生れたことによって母が不利な条件に陥ってしまい、絶えず不平や不満を言っているような条件。

または「あなたが生れなかったらもっと良い人生が送れたのに」とか、「あなたはこの世界にとって不必要な人間である」というような愚痴や罵倒が、その子を「自己評価が低い人」に作り上げていくのです。

自己肯定感が高い人は、自分と同様に他者を信頼できます。他者を信頼することは、周りのいろいろな事象に絶対的な信頼をよせ、完全に自分の身を外界に委ねることができます。

また周りもそれに応じてますますその人を包み込んでいきます。

こうした行動は周りの適応能力を発達させ、自分と周りへの信頼感をいっそう高めることになるのです。

これに対して「自己評価が低い人」は、自分をとりまく周りを信頼することができず、周りに率直に働きかけることを躊躇(ちゅうちょ)してしまいます。

これらは自分が外に働きかける能力を奪うとともに、周りもその人を拒否してしまいます。

その人は拒否されると余計に周りとの信頼関係を失い、閉鎖的になり自信をなくしていきます。

周りは脅威的なものと感じられ、必然的に自分を守ることへ意識が向いてしまうのです。

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高い人と低い人の違い

自己肯定感が高い人は自信、有能感、自尊心、自己肯定感などを感じ、自己を評価できない人は、屈辱感、孤独感、空虚感、無力感、卑小感、虚脱感、絶望感、不安感、恐怖感を感じると言われています。

この自己を評価できる・できないという感覚は、上記でも解説したように幼児期から形成されていると言われています。

この感覚の作られる条件は、愛情豊かで、自分で誕生した世界で自分が歓迎され、必要とされていると感じられる成育環境の中で形成されると言われています。

自己肯定感を高める方法

先述したように幼少期から両親の愛を得られない、自分を正当に評価できない、また、劣等意識から抜け出せないという人は、私たちの周りには意外と多く存在するものです。

また表面的には強そうな人でも、いざ内面を見せる場面になると予想に反してもろい人、外面とは似ても似つかない表情を見せる人もいます。

良いようにとればその意外性がその人の個性であったりして親近感を持てることもありますが、たいがいはその人にとっては劣等感であったりするわけです。

ある一定の成長をしてから、自己評価が低い人格を是正する、あるいは矯正することはできるのでしょうか?

矯正ということですから、自分の人格が今の状況で正常な感覚をもっているかどうかという判定の中で、正常でないと感じることがまず必要ではないかと思います。

木村隆介氏は、自己評価が低い人から自己肯定感が高い人になるために次のプロセスを提示しています。

第1段階

さまざまな場面で精神的にも身体的にも生きずらさを感じながら自己を評価できないで一生を終わってしまう人。

第2段階

自分がひょっとして自己評価が低いのではないだろうかと気づき自覚します。

しかし、中にはそのことに気づきながら元に戻ってしまう人もいます。

自覚して直さなければならないと気づいた人が自己肯定感が高い人になる第1歩を踏み出すことになるのです。

第3段階

自己評価が低い人格と気づき、試行錯誤を繰り返す時期、この時表面的なテクニックし走ってしまい挫折することもありえます。

第4段階

生きづらさを脱するためには表面的には問題ではなく、もっと構造的な問題点があると気づく段階です。

この段階を深めていくと人間の本当の価値とは、社会的な価値観とは違うということに気づく段階です。

達成感とか所有する価値観とは違った、「その人がそこにいる存在こそ、本当の人間の価値がある」という認識に達することでもあります。

第5段階

自己の価値を真に理解した上で、あるがままの人間性を認める段階です。

このように人間の本来の姿、すなわち、嘘いつわりのない本性を発見することが、自己肯定感が高い人なのです。

自己肯定感を高める上でカウンセリングは1つの方法です。カウンセリングとは実は嘘いつわりのない人間性の発見でもあります。

人間は成長の過程において他者や社会の中で、他者が望む姿や社会的な理想像として自己を作っていきます。

本当は自分ではこんな姿になりたくないのだけれど、母が望んでいるから社会が望むからと言いながら、自分を隠しいつわりの自己を作っていくのです。

その過程で嘘いつわりの自己が本当の自己のように振舞っていき、本来の自己は無意識のかなたに押し込められ、忘却のかなたに押しやられてしまうのです。

自分探しとは実は本来の自己を探しだすことであると思います。本来の自己を探し当てた時に本当の人生が歩みだせるのです。

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